2009年3月21日

Vernal Equinox

昨日は春分の日でした。日本では春のお彼岸ですね。花冷えはありますが、今日からは北半球のほうに太陽がよってきてぐんぐんと暖かくなっていきそうです。

地球をみわたすと、北極では今日からまったく太陽が沈みません。はんたいに、南極では太陽が昇らない期間が秋分まで続きます。ですので、そのどちらかにいると、わたしたちはその境を明確に認識できます。

しかし、日本にいて現代を生きるわたしたちにとっては、その境はなかなか微妙なもので、日頃の生活からは鋭敏には実感できません。わたしなどは、【春分】とカレンダーにしめされていることから、やっと認識している始末です。

むかしは、このような二十四節気も、わたしたちの日ごろの何気ない生活に密接に関連していたのだと思います。このような季節感と実生活のつながりを紡ぎなおすことが、自然と調和した、持続可能な将来社会をつくっていくように思います。