2009年12月28日

An Interim Presentation

私たちの研究グループでは、先週12月24日、修士論文・卒業研究の中間発表会が行われました。お隣の道奥研究グループとの合同開催です。わたしのグループの発表題目は以下の通りです。

橋本翼(M2):河道位数を基軸とした統合的流域環境評価
門田朗(M2):親水整備河道における集中豪雨時の段波発生条件の確立

盛岡淳二(B4):確率過程による河道内樹林の動態予測モデル
米田誠也(B4):GIS解析に基づく世界の大河川の水系ネットワーク解析
前羽洋(B4):将来の気象変動が流域河川水温に及ぼす影響評価
森本皓一(B4):集中豪雨時の急勾配親水河道における段波発生メカニズム

来春に向けて、よい研究成果が期待できそうです! 

2009年12月23日

San Francisco 2009


先週の1週間、アメリカ・サンフランシスコで行われたAGUの秋季大会に参加してきました。年末に行われるこの会議に参加しはじめて3年です。

このたびは、橋本君と研究している【流域解析】の検討結果を発表してきました。ポスター発表です。議論を通してある程度面白そうなアイデアも浮かびましたので、まずはよかったと思ってます。英語ではどうしても舌足らずの説明になってしまいますので、もっとしっかりと準備しておくべきだったとの後悔もあります。次回はきちっとしたいと思っています。

この時期、街はクリスマス一色でした。サンフランシスコの街もきれいなイルミネーションに彩られていました。

来年は、夏までにしっかりとした研究成果を多くだして、余裕があれば研究室の学生諸氏と一緒に参加したいと考えています。

2009年12月7日

River Basin Observation in December 2009

11月の下旬から12月初旬にかけての3日間、揖保川の定期観測に出かけてきました。雪が降りつもるまでの、今年最後の観測です。このたびも、この研究テーマを担当する中山君,前羽君と一緒です。

揖保川流域では、ちょうど秋の紅葉が真っ盛りで、色とりどりの山模様がたいへん綺麗でした。山間の観測地点では、たくさんの落ち葉が川を流れていました。このような風景をみると森林からの栄養塩負荷も、季節によっては案外と多いことが容易に想像されます。

このたびは、春に苦労して設置した源流の水温データをはじめて回収してきました。どのような水温変化が記録されているのか。解析がひじょうに楽しみです!

次回は雪解けを待って、春先に流域に出かける予定です。

2009年12月2日

December, 2009

12月,師走です! 一年の締めくくりの月ですね.

神戸ではルミナリエが3日よりスタートします.はじめてのルミナリエ,わたしは当時,神戸貿易センタービルの高層階で仕事をしていました.ちょうど,はじめて灯りが燈った瞬間,その眩い光にずいぶんと勇気づけられた記憶があります.

この冬は阪神・淡路大震災から15年です.わたしたちの周りの学協会でもいろいろと行事が催されるようです.震災の記憶を風化させることなく,今後も語り継ぐことが重要です.

さらに地震に限らず,近頃は台風や洪水など極端な気象現象による災害が頻発するようになってきています.いざという時に自分や家族,そして地域社会を守れるように,日頃から意識を高めることがとても大切だと感じます.

さて,この12月のテーマは【自己評価】にしたいと思います.