2011年2月12日

Graduation Thesis

先のブログにも書きましたが、いま大学では修士論文や卒業研究の真っ只中です。

どんな人もこの時期は懸命に、真剣に、研究に取り組みます。それが結局はその人自身のポテンシャルを伸ばすことになり、また、そのような研究と教育が一体になったプログラムをもつところに、大学の真の価値があると私自身は考えています。

しかしながら、もちろん皆ではありませんが、最近そういう風に出来ないひとの割合が増えているように感じるのも事実です。妥協をかさね、自らを律することができない。自治のできない人に創造することは不可能です。

大学は、研究が第一義的に重要ですが、将来の社会を支える人材育成をになう大変重要な社会装置でもあります。しっかりとした考え方ができる人をたくさん育てられるように、真摯な研究活動を通して教育をきっちりと行っていきたいものです!

2011年2月4日

February, 2011

2月になりましたね。 今年度も残りわずか。大学の研究室では修了・卒業に向けて論文作成のまっただなかです。

今日は修士論文の締切でした。みなさん、納得のできる内容が仕上がったでしょうか!

手元には主査・副査をつとめる4冊の論文ファイルがあります。これからじっくりと拝見させていただこうと思っています。

例年、ここまでの内容は今一つでも、公聴会や審査会でのアドバイスや議論を通して、素晴らしく洗練される論文を少なからず見かけます。このたびも期待することにしましょう。

さて今月、如月(きさらぎ)のテーマですが、【波にのる!】にしたいと思います。

2011年2月1日

Flooding in Queensland

一月初旬、オーストラリア政府当局によると七日、東部沿岸を襲った豪雨によって大洪水がおきたとのことです。

この大規模洪水によって数千人規模で人びとが孤立し、クイーンズランド州など東部地域を中心に非常に困難な状況に陥ったようです。

この洪水については、洪水発生から時間も経過していますし、ニュースやウェブなどでご存知の方も多いと思います。

右の写真は、NASAのEarth Observatoryの記事からのものです.Webをみてもらうと、洪水が引いたあとの衛星画像も見ることができます。

それにしても、世界の各地で異常気象とそれに伴う被害が続きますね。有事に対応できるように普段から十分に気をつけておきたいものです。