
右の写真は被災後、少し時間をおいてから現地を回ったときの一枚です。佐用川、千種川の沿川、揖保川の上流区間を、出来る限り復旧の妨げにならないように気をつけながら、一日かけて河川災害の状況を見ていきました。多くの方が亡くなられた佐用川、橋が流失して人々が孤立した福知渓谷の周辺は特に、洪水の痕跡や河川の側岸浸食の様子からも豪雨水害の凄まじさが推し量られます。
同時期の台風8号による台湾の大災害、先月豪雨による山口県の土砂災害など、各地で豪雨被害が続いています。一つひとつから教訓を学び、いざというときに命が守れるように、私たちみんなで危険情報の発信や共有をおこなうことの大切さを、現場に立って再認識しました。