ロシアでの森林火災、中国甘粛省の土石流・地滑り被害、パキスタンの洪水被害など、このところユーラシア大陸の多くの場所で異常気象による災害が続いています。
今年は例年よりもアジアモンスーンの活動が活発で、このパキスタンをはじめ、インドネシア、中国北東部などで降水量が非常に多くなっているようです。
右の写真は、Earth Observatoryの記事に出ていた洪水時のパキスタンのMODIS衛星画像です。大雨によってインダス川の河道が大きく膨らんでいるのが分かると思います。ロイターによるとパキスタンの洪水被害は激甚で、ユニセフは8月3日、被災者が300万人以上、犠牲者は1400人にのぼることを発表したとのことです。
日本もこれから台風の季節になります。想像以上の激しい風雨になる可能性も充分に考えられますので、わたしたち一人ひとりがしっかりとした自覚をもって、安心・安全に台風シーズンを乗りきりたいものです。