先週の土曜日、揖保川流域にでかけました。河川水温の観測研究を担当する中山君、前羽君と一緒です。
今回の観測では当初、設定している観測点をすべてまわる予定でした。しかし、天候が思わしくないことから予定を変更し、昨年企画した源流水温観測点を新設しました。写真は、新たに設定した源流観測点のひとつです。
観測に最適なポイントを、急勾配の沢を登って探します。試行錯誤しながら、設定までにかなり時間をかけましたので、最後はたいへん疲れました。
それでも、こうして流域にでかけると、机上では考えられない色々な情報が得られます。今回は源流付近の流れや環境をずいぶんと見て歩きました。時間をかけて観測にでかける意義は、このような直接の一次情報が得られることにあると考えます。
今後、今回の源流水温を含めて、流域の水温挙動を解析するのが楽しみです。次回は7月に観測にでかける予定です。