研究集会は84名の参加者で大盛況でした! 若手の研究者・技術者の皆さんにもいろいろと声かけさせていただいたこともあって,多くの若手に参加いただいきました.また,芝浦の宮本研の学生諸君も参加して勉強しました.
環境水理学の守備範囲は非常に広範なため,研究集会では,湖沼・内湾の現地観測から数値シミュレーション,地球温暖化への適応策関連の課題,環境計測の新方法など,30あまりの話題提供がありました.また,土曜日の適応ワーキングでも4件の情報提供があり,非常に濃い内容の議論ができました.大変面白かったです!
ご存知のように香川は年間の降水量が少なく,古くから水不足に悩む地域です.金曜午後にあった見学会では,その渇水対策の現代versionである香川用水記念館と古代versionである満濃池を訪れました.写真は満濃池で撮った集合写真で,名古屋大学の田代先生に頂いたものです.(参加の皆さんには後日送られると思います.)
この研究集会は今回で19回です.環境水理の研究課題は現地観測によるところが大きく,学会講演会の発表ではなかなか聞けない観測のノウハウや苦労話などが情報交換できるこの研究集会の役割は大きいと考えます.来年は記念の20回目になります.今年以上に良い情報交換ができるようにしていきたいと考えています.