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2013年8月13日

Alumni Meeting on Ibo River Basin Research Project

先週 8月11日(日)に神戸・三ノ宮で宮本研の揖保川同窓会が開かれました.2006年から続けていた揖保川での水温研究が一区切りし,それをネタに集まってみんなでワイワイと旧交をあたためました!

社会人になって数年がすぎ,責任ある事業を任されはじめた人から,新人研修をおえてこれから仕事に慣れていこうとする人まで,いろいろです.また,プライベートでは結婚して子供も産まれる予定の人から,マイペースで趣味を楽しむ人まで,これもいろいろでしたね.ビールを片手に皆さんの近況をきくことが出来て,たいへん楽しい時間が過ごせました!


菅原・浦野の両君に幹事をお願いし,参加は橋本・河内・中山・盛岡・前羽・森本・木村・宮本の総勢10名です.そのほか,揖保川の水温研究に関わったのは向・大原・萩迫の3名ですね.さらに,学生がいないときは,妻と二人の子供が家族総出で泊まりがけの観測をしました.

2004年11月に下見に出かけたのをスタートとするとおおよそ10年です.成果主義でいろいろと世知辛い世の中ですが,本当はじっくりとやっていける環境が我が国の将来を考えると必要に思います.【急がず休まず】ですね.揖保川研究に携わったみなさんも,ぜひとも弛まずコツコツとやっていってほしいと希望しています.

揖保川での水温研究は宮本のほうで内容をまとめて,しっかりとJournalにしていきます!


2013年3月26日

farewell and welcome

ずいぶんと暖かくなり,梅花にかわって桜がちらほらとする季節になりました.

わたしたちの市民工学専攻では昨日,新4年生が研究室配属するための説明会がおこなわれ,夜には研究室の追い出しコンパがありました.出会いと別れの季節ですね.

新しい4年生は20以上もある研究室から説明を聞いていろいろと情報が集まったと思います.もしかすると情報過多?におちいってる人がいるかもしれません.そんな人には,【案ずるより産むが易し】の言葉を送りたいと思います.

学問的にすこしでも興味をもった研究室を選択するのが結果としてベストやと思いますね.わたしの研究室では流域環境管理(river basin environmental management)や河道設計(channel design)といったことになります.

修了・卒業される研究室のみなさんは大変晴れがましい気持ちでいっぱいだと思います.【一期一会】.わたしもみなさんと一緒に研究できて大変面白かったです.今後の活躍を大いに期待しています.

2011年7月3日

Professor Yano

恩師のおひとりである箟源亮(やのもとあき)神戸大学名誉教授が、去る6月29日、ご病気のためにお亡くなりになられました。

箟先生には、学生時代は直接的に研究をご指導いただけませんでしたが、人との付き合いや一般的なモノの見方などを、さまざまな機会をとおして、陽に陰にお教えを頂きました。

研究ではうまくいかない場面に遭遇することのほうが多いのですが、そのようなとき、あれこれと悩むよりも、一番可能性の高いものから順に検討していきなさい,とアドバイス頂いたのを思い出します。

箟源亮先生のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

2011年4月3日

April, 2011

4月、旧歴では卯月(うづき)がやってきました.卯の花が咲く頃なので、「卯の花月」とも呼ばれるそうです。

いま、日本の社会は東日本大震災により混乱が続いています。しかしながらその一方で、マスメディアなどの報道から、地域社会の復旧活動が力づよく展開されはじめたのも見聞きします。

わたしも日本の復興にむけて、いま自分自身のできる努力を着実に進めていきたいと思っています。

さて、新しい年度がはじまりました。大学にも新入生が入学し、研究室にも新4年生が入ってきました。今月のテーマは、【新たな心でスタートする】にしたいと思います。

2011年2月12日

Graduation Thesis

先のブログにも書きましたが、いま大学では修士論文や卒業研究の真っ只中です。

どんな人もこの時期は懸命に、真剣に、研究に取り組みます。それが結局はその人自身のポテンシャルを伸ばすことになり、また、そのような研究と教育が一体になったプログラムをもつところに、大学の真の価値があると私自身は考えています。

しかしながら、もちろん皆ではありませんが、最近そういう風に出来ないひとの割合が増えているように感じるのも事実です。妥協をかさね、自らを律することができない。自治のできない人に創造することは不可能です。

大学は、研究が第一義的に重要ですが、将来の社会を支える人材育成をになう大変重要な社会装置でもあります。しっかりとした考え方ができる人をたくさん育てられるように、真摯な研究活動を通して教育をきっちりと行っていきたいものです!

2010年11月1日

A Field Trip for Freshmen

先週の金曜日、市民工学科の一年生といっしょに学外見学に出かけてきました。今年度、わたしは教務・学生担当になっていますので、そのお役目の一環です。

今年の学外見学会は、新湊川JCT、三木防災公園、E-ディフェンス、加古川上流浄化センター、東播磨南北道路と、非常にバラエティに富んで豪華なものになりました。兵庫県のまちづくり技術センターさんのお世話になりました。

一年生にとっては、高校での一般的な教育から専門的な市民工学への橋渡しの見学会です。いろいろと見聞きし、おおくを体感できていることを期待します。

彼ら・彼女らにとってはこれから、専門基礎の教育がはじまります。基礎部分はかなり難しく感じることがあるかもしれませんが、一歩一歩、着実に身につけていってほしいと願っています。

2010年5月31日

Sannomiya Station

先週の土曜日、私たちの学部に入学してきた一年生22人と一緒に現場見学会に参加してきました。市民工学概論という授業の一コマです。

このたびは、神戸市のみなと総局と阪神電鉄のみなさんにお世話になり、神戸のwater front 事業と阪神三宮駅の改修工事を見て歩きました。

写真は三宮駅前の2号線直下にある地下改修現場のワンショットです。まさにこの下が、現在も供用中の阪神三宮駅です。このアーチ上の天井は昭和9年につくられたものだそうです。

インターネットやテレビなどから得られる二次情報と違って、このようにナマの現場を見ることは大変勉強になります。おそらく状況を全身で体感できるからでしょう。 フレッシュな一年生の皆さんも、いろいろと感じるところが多かったのではないかと思います。

2010年4月18日

Guidance

春をむかえ、大学では新しい学期がはじまりました。わたしは今年度、市民工学教室の教務学生委員を担当していて,新入生をふくむ一連のガイダンスなどのお世話をしました。

わたしたちの市民工学教室では、学部のフレッシュマンから大学院博士前期課程の入学生まで、なんと約二週間で五つのガイダンスがあります。教学委員にとってはまさに驚愕の、怒涛の二週間でした!

例年は報告を聞くのみであまり気にならない春ガイダンスです。このたびは担当して、やはり色々と思うところがありました。

これらガイダンスの良いポイントは文字通り、春一番にその学年の道案内をすることですね。【短期的にみると】、このガイダンスや後につづく担任面談によって、学生の皆さんはほとんど何も気にすることなく、学生生活を過ごせるようになると思います。

一方、気になったのは、こういったガイダンスが【長期的にみると】学生の自立を妨げていないのでしょうか? ということです。みずからが大学生活を積極的にマネジメントし、うまく生きていくことはその第一歩と思われます。

ガイダンスが必要なことは大学や社会の現状をみると論をまちませんが、その一方で、学生のみなさんには是非とも、自ら判断して責任ある行動をする実力をつけてもらえることを、秘かに期待しています。

2010年2月28日

Master and Bachelor Theses 2010

2月が逃げていきました.大学の研究室では、秋から本格化した新たな研究活動が一つのクライマックスを迎えています! 冬の修士学位審査・卒業試験の季節です.

私の研究グループでは橋本翼君と門田朗君のふたりが修士の学位取得を、盛岡淳二君,前羽洋君,森本皓一君,米田誠也君の4人が学士の学位取得をそれぞれ目指し、公聴会・審査会卒業試験にのぞみました.

みなさん、それぞれに精一杯頑張って研究を楽しんだことと思います.内容に関して、修士のお二人はそれぞれ、少なくとも一つ以上、非常に面白いと思える成果を導き出してくれたと感じています.学部の皆さんは、これから始まる大学院での研究活動のきっかけが得られたのではないでしょうか?

この冬を乗りこえると、みのり多い収穫の季節です.私たちの研究グループでも、得られた成果をきっちりと社会に還元していきたいと考えています. 

2010年1月30日

Lecture

大学では後期の講義がおわり、これから補講・試験期間に入ります。今期のわたしの担当は、学部2年生の管路・開水路の水理学および演習、同3年生の海岸工学、それに修士1年生の技術英語でした。

大学の【講義】は高校までの【授業】と違って、【学生】にどれだけ当該学問体系の醍醐味や面白さを伝えられるかに重点があると思っています。それは、わたしたち大学人が教える対象が、教師に指導される立場にある小学校の【学童】や中学・高校の【生徒】と違い、【学生】と呼ばれ、自ら学ぶ潜在能力をもつ人たちだからです。言葉あそびのようですが、【】には大切な意味の違いが隠れていると感じます。

わたしが【学生】だった頃、豪快な夢を語る教授が大勢いました。講義内容の詳細は忘却のかなたです(笑)が、その夢の部分に土木という学問体系のスケールの大きさを感じたように記憶しています。

さて、わたしの講義はどうだったのでしょう? わたしの担当する講義は水工学(すいこうがく)の学問体系のうち、いわゆる【基礎学理】の部分にあたります。豪快な夢、とまではいかないまでも、いろいろと工夫して水工学が少しでも好きになるような講義をしていきたいと思います。

2009年11月25日

Thesis Title

わたしの所属する市民工学専攻では,修士論文の題目提出の締切が近づいてきました.

今年度、わたしの研究グループでは3人の大学院2年生が修了予定です.さらに,4人の学部生が卒業予定です.

それぞれに、題目案,目次,構成をもって相談に来てくれます.研究はいよいよラストスパート、踏ん張りどきですね!

目次の構成をみると,みなさん立派な論文になりそうな予感です.是非頑張って良いものを仕上げ,流域環境課題に関する新しい知見を、私たちの研究グループから社会に発信していきたいものです.

2009年10月31日

Home Coming Day

今日,神戸大学では ~ホームカミングディ~ 全学的な同窓会の日でした.工学部でも,キャンパスツアーや学生による研究発表などの企画がありました.

市民工学科の学生発表は,鍬田先生とわたしの研究室で担当しました.

わたしの研究室の発表は【流域水温】の内容です.中山君,前羽君がパワーポイントとポスターを作成し,先輩に説明しています.私もポスターを一見しに行きました.ビジュアルも良く,きれいに出来上がっていたと思います.

いろいろな意味で同窓の繋がりはとても大切だと思います.今年で4回目になるホームカミングディ.今後ますます重層的に発展していくようにしたいものですね.

2009年10月22日

Lab Seminar Started, Fall 2009

今日から秋の研究室全体ゼミがスタートしました。【全体】とついているのは、道奥教授とわたしの研究グループが合同で開催しているためです。運営は大学院修士1年生の石田君と大地君です。

今日の話題提供者は、宮本研究グループ修士2年生の橋本君と中山君のお二人です。彼らはともに流域環境のテーマを研究課題としています。橋本君は地形情報を、中山君は河川水温を主軸として研究を鋭意展開中です。

大学院も修士2年生のこの時期になると、すこし纏まったゼミ資料になるのだな,と今日は感心しました。勿論、詰め切れていない宿題が山のようにあるのは、当然です。

これから冬・春先に向かって、大学では研究本番ですね! いまの位置から学生諸氏と一緒にどこまで伸びていけるのか、非常に楽しみです。研究室全体でうまく波に乗りたいものです。

2009年10月14日

2009 World University Rankings

先日,新聞を読んでいると,2009世界大学ランキングの記事が載っていました.
わたしたち神戸大学は218位でした.

世界一位はアメリカのハーバード大学,日本では東京大学が22位,京都大学が25位となっていました.

どういう基準で順位付けされているのか,詳しくは分かりませんが,神戸大は2006年度以降,181→197→199→218と順位を落としています.

構成員のひとりとしては悔しい限りです.もっと研究・教育という本務に集中して,真摯に頑張らねばと思います.

2009年10月1日

October, 2009

10月になりました! 大学では今日から後期,秋学期のはじまりですね。

今、夏に院生対象で開講された集中講義,【先端融合研究環:地域創生のための建設学】のレポート採点をしています。学生さんに与えた課題は「わたしの流域」です。現在住んでいる流域、もしくは、ふるさとの流域を挙げて、その特徴を書いてもらい、治水もしくは水資源について意見を求める内容です。

この講義、建築の学生さんが主流で、次いで市民工学、機械、情報知能、農学、海事、理学など、いろいろな専門をもつ学生さんが受講していました。面白いと思うのは、学生さんが持っている専門的バックグラウンドによって、非常にバラエティに富んだ意見が出てきていることです。市民工の学生さんだけでは、このような意見分布にはならないと思います。

このようなレポートを見ていると、講義だけじゃ勿体ない!と思ってしまいます。みなさん、実はいろいろとよく考えているので、専門をこえる形で、何か具体的テーマを決めてサロン形式で議論する雰囲気などがあれば、もっと面白い展開が期待できるのかもしれませんね!

さて、この10月のテーマは【プランニング】にしたいと思います。

2009年9月4日

September, 2009


9月です! 少し暑さは和らいできたようですが、皆さんはどうお感じでしょうか?

8月はいろいろありました。最後の週末には研究グループで毎年恒例のゼミ旅行に出かけました。今年は一泊二日で【四国三郎】、吉野川流域です。 吉野川は流域面積3,750km2、幹川延長194kmの一級水系です。

一日目。岡山から瀬戸大橋をわたり香川から四国に入りました。空海の満濃池、重文の豊稔池堰堤を見てまわり、夕方には吉野川上流の大歩危・小歩危に到着です。二日目、大歩危でラフティング、かずら橋、小便小僧とまわり、徳島、淡路島、明石大橋を通って神戸に帰ってきました。たいへん盛りだくさんのゼミ旅行でした。

特に、吉野川でのラフティングが大変面白く、川の流れを実際に体感できたこともあって、とてもよかったです。ガイドさんと川のお話を少ししたのですが、ウェイクや死水域での流れの特性をよく把握されていて、せん断層のことをエディーラインと表現してました。職業上当然のことなのでしょうが、特徴ある流れや危険な場所は把握しているようで、感心しました。

当日は快晴で、吉野川の流れを十分に満喫できました。皆さんも機会があれば、一度ラフティングを楽しんでみてはいかがでしょうか? 楽しいだけではなく、安全がある程度確保された中で、自然の流れの力強さや怖さなども体感できると思います。

さて、この9月のテーマですが、【集中力】にしたいと思います。

2009年6月14日

Nunobiki Dam

昨日の午後、市民工学科のfreshpersons 24人と一緒に、JR新神戸駅の北にある布引水源地の水道施設を訪れました。市民工学概論という講義の一コマです。

写真は、布引五本松堰堤(通称、布引ダム)のワンショットです。この布引ダムを含め、一連の水道施設が国の重要文化財の指定を受けているとのことです。

このたびは大学の講義の一環ということで、特別に堰堤の上に入れてもらえました。中央にある取水塔の脇にプレートがありました。1900年1月という日付とともに、建設に関わった3人のお名前が刻まれています。 ダムの水や下流の布引の滝の水はとても透明で、良質の水道水源であることが実感できます。現在、神戸の水道水源として、その約2%を供給しているとのことです。

この日は天気もよく、都会近くの自然を楽しむカップルや日帰りハイカーもたくさんいました。 近くにお住まいのみなさんも、天気の良い休日に、友人やご家族と一緒に布引に遊びに行かれては如何でしょうか? 100年の時をへて自然と調和する布引ダム。その姿をとおして、人々の暮らしを支えるために水道水源を確保した、先人の努力と知恵に触れることができると思います。

2009年6月2日

June, 2009

6月になりました! もうすぐ梅雨入り、じめじめとした季節の到来ですね。

春学期の火曜日、この時期わたしは講義・実験が3コマ入ります。朝一番に大学院博士前期1年生の【沿岸の環境と防災】、午後に学部3年生の【実験および安全指導】です。

朝一番の【沿岸の環境と防災】では、「授業」ではなく大学院らしい「講義」をするように心がけています。受講している学生さんが、沿岸域や流域圏の環境問題に興味をもって、積極的に勉強を進めていけるようになることを期待しています。

午後の【実験および安全指導】では、交換密度流の可視化実験を担当しています。上の写真は実験のワンショットです。高密度の水塊が進んでいく様子は大変美しく、可視化の大切さが実感されます。学生さんたちには、流れの美しさに加えて、流れの力学理論の美しさを少しでも実感してもらえれば、この学生実験は成功だと思います。

この6月のテーマは、【コツコツ実行】です。

2009年4月10日

Spring Semester Started

大学では今週から春学期のはじまりです。7日の入学式では、わたしたちの専攻や学科にも大勢のニューフェイスが入学してきました。みんな晴れやかな、いい顔ですね。講義などで会うのが楽しみです。

この時期、スタートアップのためのいろいろなガイダンスが設定されます。たしか、私が学生だった頃には、このように多くのガイダンスはなかったように記憶しています。いつから講義がはじまるのかもよく分からず、迷いながら講義の部屋を探し、知っている顔が集まっているのを見てホッとしたようなことを思い出します。

知らないことに対して、自ら求めて行動することの大切さを自覚した瞬間でした。

大学には、本当にいろいろな、無限の可能性が内在されていると思っています。いろいろな知識を能動的に吸収して,また、積極的にまわりの友人や教員と議論して、大学での日々の生活をぜひとも楽しんでほしいと願っています。

2009年3月25日

Farewells

今週前半は,Farewell Partyが続きます。月曜日は研究グループの修了・卒業をお祝いして、一方、昨日の火曜日は、わたしの所属する市民工学専攻で、お二人の技術職員のご退職にあたってのパーティーです。

技術職員のおふたりは、ともに35年という長きにわたっての奉職です。わたしも、学生のときのコンクリート実験にはじまり、水理実験、現地観測の車の手配、オープンキャンパス、それに、ちょっとした技術的なノウハウの数々、ほんとうにいろいろと教えていただきました。

長い間、本当にありがとうございました! 一度ご退職されて再雇用ということで、このあともしばらく大学の教育・研究にご協力いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。