10月になりました! 大学では今日から後期,秋学期のはじまりですね。
今、夏に院生対象で開講された集中講義,【先端融合研究環:地域創生のための建設学】のレポート採点をしています。学生さんに与えた課題は「わたしの流域」です。現在住んでいる流域、もしくは、ふるさとの流域を挙げて、その特徴を書いてもらい、治水もしくは水資源について意見を求める内容です。
この講義、建築の学生さんが主流で、次いで市民工学、機械、情報知能、農学、海事、理学など、いろいろな専門をもつ学生さんが受講していました。面白いと思うのは、学生さんが持っている専門的バックグラウンドによって、非常にバラエティに富んだ意見が出てきていることです。市民工の学生さんだけでは、このような意見分布にはならないと思います。
このようなレポートを見ていると、講義だけじゃ勿体ない!と思ってしまいます。みなさん、実はいろいろとよく考えているので、専門をこえる形で、何か具体的テーマを決めてサロン形式で議論する雰囲気などがあれば、もっと面白い展開が期待できるのかもしれませんね!
さて、この10月のテーマは【プランニング】にしたいと思います。