2009年3月19日

Campus Clean Day and Social Capital

昨日の午後、わたしの所属する工学研究科では清掃活動がありました。標題にあるとおり、キャンパスクリーンディという名前がついています。年に数回、午後の一時間、教職員・研究室所属の学生さんで、じぶんたちの普段生活する学舎・研究棟のまわりを美しくするといった活動です。

このまえもそうでしたが、秋からこちらの季節は落ち葉が非常に多いです。その落ち葉ひろいや溝掃除、ゴミ拾いといった非常に単純な作業なのです。

しかし、そのわずかの作業時間で、ふだんあまりしゃべらない他の研究グループの学生さんや教職員さんとちょっと話ができたりして、コミュニケーションがとれます。何でもない活動なのですが、それでも連帯感が紡ぎ直されたように感じます。

最近、ソーシャル・キャピタル、という言葉をよく耳にします。ひとと人の自発的な協調行動を介して、社会の信頼関係や規範、ネットワークをより良いかたちにし、豊かな地域社会や組織に導いていこう、というような概念のようです。あまり難しいことはよく理解できませんが、このキャンパスクリーンディといったような、ほんとうに身近な活動の中にこそ、ソーシャル・キャピタルを醸成する素地があるように思います。

来秋は、ぜひ落ち葉でおいしい焼き芋+ビールでもしたいものですね!