2009年12月2日

December, 2009

12月,師走です! 一年の締めくくりの月ですね.

神戸ではルミナリエが3日よりスタートします.はじめてのルミナリエ,わたしは当時,神戸貿易センタービルの高層階で仕事をしていました.ちょうど,はじめて灯りが燈った瞬間,その眩い光にずいぶんと勇気づけられた記憶があります.

この冬は阪神・淡路大震災から15年です.わたしたちの周りの学協会でもいろいろと行事が催されるようです.震災の記憶を風化させることなく,今後も語り継ぐことが重要です.

さらに地震に限らず,近頃は台風や洪水など極端な気象現象による災害が頻発するようになってきています.いざという時に自分や家族,そして地域社会を守れるように,日頃から意識を高めることがとても大切だと感じます.

さて,この12月のテーマは【自己評価】にしたいと思います.

2009年11月25日

Thesis Title

わたしの所属する市民工学専攻では,修士論文の題目提出の締切が近づいてきました.

今年度、わたしの研究グループでは3人の大学院2年生が修了予定です.さらに,4人の学部生が卒業予定です.

それぞれに、題目案,目次,構成をもって相談に来てくれます.研究はいよいよラストスパート、踏ん張りどきですね!

目次の構成をみると,みなさん立派な論文になりそうな予感です.是非頑張って良いものを仕上げ,流域環境課題に関する新しい知見を、私たちの研究グループから社会に発信していきたいものです.

2009年11月23日

Budget

行政刷新会議の事業仕分けが話題になっています。国家予算を決めるにあたって透明性を高めることは、非常に意味があることだと思います。

しかし、わたしたち大学人に関係あるところでも,次世代スーパーコンピューターなど先端科学技術の開発を無駄とする仕分けも、次々になされています。 本当に、こういった科学技術開発は無駄なのでしょうか?

わたしたちは、普段の生活の中ではほとんど意識することなく、科学技術や社会資本の恩恵を受けています。例えば、日々の天気予報の精度やウェブを介した情報検索などは、わたしが子どもの頃と比較するとほんとうに格段の進歩をとげています。

これらはまさしく、その時々の最先端の科学技術を基礎として開発されたものでしょう。職業的専門性を兼ね備えた専門家集団が、継続的に、地道に新しい知見を積み上げていった結果として、その成果が社会に還元されていく類のものだと思われます。

日本は、世界の中で先進国といわれる豊かな国のひとつだと考えられます。このような最先端の科学技術開発を牽引することも、将来にわたる豊かな社会を形成するにあたり、わたしたち日本人に課せられた社会的使命の一つだと感じます。

2009年11月1日

November, 2009

11月,霜月(しもつき)です.霜がおりる季節です.紅葉もまた美しいですね!
この月は2つのイベント,1つの英語の原稿をかかえています.

11月14日(土)はFCCフォーラムです.【災害後の自助・共助】を議論します.今回のテーマは,私の専門である水工学からは少しはずれて,震災を想定しています.阪神・淡路大震災から15年ということですね.河川災害でもまったく同様の議論になると考えています.ご興味のある方は,こちらから.大阪・梅田の開催ですので,お時間のある方は是非どうぞ!

11月27日(金)は研究室同窓会です.今年は幹事学年で,現在いろいろと段取りしています.毎年,同じ時期に開催しているのですが,今年はどのくらい集まるのでしょうか? 特に,若い人が多く参加していただけるのを秘かに期待しています.同窓の皆さんにお会いできるのが楽しみです!

英語の原稿は10月からの持越しです.もう遅らせることはできません.集中して頑張ります!

******* この霜月のテーマは【感激】にしたいと思います.*******

2009年10月31日

Home Coming Day

今日,神戸大学では ~ホームカミングディ~ 全学的な同窓会の日でした.工学部でも,キャンパスツアーや学生による研究発表などの企画がありました.

市民工学科の学生発表は,鍬田先生とわたしの研究室で担当しました.

わたしの研究室の発表は【流域水温】の内容です.中山君,前羽君がパワーポイントとポスターを作成し,先輩に説明しています.私もポスターを一見しに行きました.ビジュアルも良く,きれいに出来上がっていたと思います.

いろいろな意味で同窓の繋がりはとても大切だと思います.今年で4回目になるホームカミングディ.今後ますます重層的に発展していくようにしたいものですね.

2009年10月22日

Lab Seminar Started, Fall 2009

今日から秋の研究室全体ゼミがスタートしました。【全体】とついているのは、道奥教授とわたしの研究グループが合同で開催しているためです。運営は大学院修士1年生の石田君と大地君です。

今日の話題提供者は、宮本研究グループ修士2年生の橋本君と中山君のお二人です。彼らはともに流域環境のテーマを研究課題としています。橋本君は地形情報を、中山君は河川水温を主軸として研究を鋭意展開中です。

大学院も修士2年生のこの時期になると、すこし纏まったゼミ資料になるのだな,と今日は感心しました。勿論、詰め切れていない宿題が山のようにあるのは、当然です。

これから冬・春先に向かって、大学では研究本番ですね! いまの位置から学生諸氏と一緒にどこまで伸びていけるのか、非常に楽しみです。研究室全体でうまく波に乗りたいものです。

2009年10月14日

2009 World University Rankings

先日,新聞を読んでいると,2009世界大学ランキングの記事が載っていました.
わたしたち神戸大学は218位でした.

世界一位はアメリカのハーバード大学,日本では東京大学が22位,京都大学が25位となっていました.

どういう基準で順位付けされているのか,詳しくは分かりませんが,神戸大は2006年度以降,181→197→199→218と順位を落としています.

構成員のひとりとしては悔しい限りです.もっと研究・教育という本務に集中して,真摯に頑張らねばと思います.

2009年10月1日

October, 2009

10月になりました! 大学では今日から後期,秋学期のはじまりですね。

今、夏に院生対象で開講された集中講義,【先端融合研究環:地域創生のための建設学】のレポート採点をしています。学生さんに与えた課題は「わたしの流域」です。現在住んでいる流域、もしくは、ふるさとの流域を挙げて、その特徴を書いてもらい、治水もしくは水資源について意見を求める内容です。

この講義、建築の学生さんが主流で、次いで市民工学、機械、情報知能、農学、海事、理学など、いろいろな専門をもつ学生さんが受講していました。面白いと思うのは、学生さんが持っている専門的バックグラウンドによって、非常にバラエティに富んだ意見が出てきていることです。市民工の学生さんだけでは、このような意見分布にはならないと思います。

このようなレポートを見ていると、講義だけじゃ勿体ない!と思ってしまいます。みなさん、実はいろいろとよく考えているので、専門をこえる形で、何か具体的テーマを決めてサロン形式で議論する雰囲気などがあれば、もっと面白い展開が期待できるのかもしれませんね!

さて、この10月のテーマは【プランニング】にしたいと思います。

2009年9月30日

Environmental Conservation and Disaster Reduction

久しぶりのブログです。9月は、学会、加古川および揖保川の流域観測、原稿作成などと、ほんとうに飛ぶように時間が過ぎ去ってしまいました。

右の写真は9/11-13の揖保川観測のワンショットです。8月の大きな出水によって、それまで青々と生茂っていた河川植生が流失しました。河道地形も大きく変化し、ゴロゴロとした玉石の礫河原になっています。わたしたちが流域の水環境をモニタリングするために設置している水温計も、本川を中心に数多く流失してしまいました。

このように流域に出かけて観測調査を行うと、このたびのような洪水も、平時の穏やかな川の流れも、そして渇水のときも、まるごと河川環境・流域環境なのだと実感します。自然はそのような区別はしませんものね。

わたしたちが自らの住む【流域の環境】を考えるとき、生態系などの自然環境を議論するときに常に洪水災害のことを考え、逆に、水害のことを考えるときに生態環境に想いを馳せる。そういう風に環境と減災を一体的に考える思考が、これからの流域環境を保全/管理する上で大変重要になると感じています。

2009年9月4日

September, 2009


9月です! 少し暑さは和らいできたようですが、皆さんはどうお感じでしょうか?

8月はいろいろありました。最後の週末には研究グループで毎年恒例のゼミ旅行に出かけました。今年は一泊二日で【四国三郎】、吉野川流域です。 吉野川は流域面積3,750km2、幹川延長194kmの一級水系です。

一日目。岡山から瀬戸大橋をわたり香川から四国に入りました。空海の満濃池、重文の豊稔池堰堤を見てまわり、夕方には吉野川上流の大歩危・小歩危に到着です。二日目、大歩危でラフティング、かずら橋、小便小僧とまわり、徳島、淡路島、明石大橋を通って神戸に帰ってきました。たいへん盛りだくさんのゼミ旅行でした。

特に、吉野川でのラフティングが大変面白く、川の流れを実際に体感できたこともあって、とてもよかったです。ガイドさんと川のお話を少ししたのですが、ウェイクや死水域での流れの特性をよく把握されていて、せん断層のことをエディーラインと表現してました。職業上当然のことなのでしょうが、特徴ある流れや危険な場所は把握しているようで、感心しました。

当日は快晴で、吉野川の流れを十分に満喫できました。皆さんも機会があれば、一度ラフティングを楽しんでみてはいかがでしょうか? 楽しいだけではなく、安全がある程度確保された中で、自然の流れの力強さや怖さなども体感できると思います。

さて、この9月のテーマですが、【集中力】にしたいと思います。