2010年6月21日

The Rainy Season

気象庁の発表によると近畿では先週の日曜、6月13日頃に梅雨入りしたとのことです。平年は6月 6日頃とのことですので、約7日遅い入梅です。これからの季節、湿度の高い日々が続きますね。

この長雨は、飲料水や生活用水、水田などの農業用水、工業用水など、わたしたちが生きていくため欠かせない大切な水資源を日本列島にもたらします。ですので全く雨が降らず空梅雨になると、夏の水不足を心配することになります。
 
しかしながら、雨が一気にドカッと降ってきても大変困ることになります。豪雨水害です。神戸では、一昨年に都賀川でゲリラ豪雨による水難事故がありました。また古くには、1938年7月3~5日にかけての豪雨で阪神大水害がおこっています。余談になりますが、この阪神大水害は谷崎潤一郎の長編小説「細雪」でも詳細に描写されていることで有名ですね。
 
雨が降り続くこの梅雨の季節、このような豪雨による水害・水難事故には、十分に気をつけなければなりません。危ないと感じたら適確に避難行動ができるように、日頃からの訓練や心構えが重要になります。
 
近畿では、平年7月19日頃に梅雨明けだそうです。 いまから夏が待ち遠しいですね。

2010年6月18日

Lost & Found

今週のはじめ、いつも使っているUSBメモリが見当たらないのにハッと気づきました。

それからが大変。先週末の記憶をたどりつつ、研究室や事務室、会議室を行ったり来たり。自宅の妻に電話して、机のまわりから洗濯物まで家中を探してもらい、挙句には、警察、通勤に使う電車の忘れもの係まで問い合わせてもらいました。

ほぼ一日中探して疲れがピーク近くになった頃、大学の育友会行事があった土曜日に、研究室前にあるオープンスペースの鏡前でネクタイを締めなおしたのを思い出しました。早速行ってみると、鏡の前にUSBが! ホッと一安心です。妻にそそっかしいことを怒られたのは言うまでもありません。井上揚水の「夢の中へ」の出だしが頭の中でリフレインしていました。

みなさんもこのような経験、一度はあるのではないでしょうか? 気忙しいとポカッと一瞬記憶がとぶので、十分に気をつけたいと思います。

2010年6月6日

WED

6月5日は世界環境デー(World Environment Day)でした。

この世界環境デーは、1972年に国連総会で制定され、1973年からスタートしたとのことです。毎年、いろいろな都市がさまざまなテーマでホストを務めており、今年はルワンダ共和国の首都キガリがホストで、テーマは "Many Species. One Planet. One Future." です。日本は1999年に東京がホスト都市になり、"Our Earth - Our Future - Just Save It!"というテーマで開催されたようです。

さまざまなスケールでの環境課題と、人々の暮らしの安全・安心をより良く調和させるには、まったく新しい考え方や違った角度からのアプローチが必要のように強く感じます。わたしたちの研究グループでは、テーマである【流域環境】の研究課題に対して、既成概念にできるだけ捕らわれることなく素直にものごとを解釈しながら、課題解決へのアプローチを考究していきたく考えています。

さて、今月、水無月(みなづき)のテーマですが、【コンパクトに行動する】にしたいと思います。