2011年3月15日

The 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake

東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。時間がたつにつれて、報道・Webなどで明らかになってくる現地の惨状に言葉もありません。このたびの震災は、私自身の阪神・淡路大震災の記憶をまざまざと呼び起こします。わたしも、自らの学術専門性から出来る限りのことを支援していきたく考えています。

2011年3月10日

March 2011

3月、弥生(やよい)になりましたね!


この時期は例年、水工学講演会という水の研究者・専門家が集まる学会に参加します。このたびは3/8~10の3日間、東京大学生産技術研究所で開催されました。


わたしの研究グループからは、関連研究を含めて4件の研究成果を発表しました。発表を担当した盛岡君、前羽君、そして大地君は、いろいろと勉強になったのではないでしょうか。


わたし自身も昨日が発表でした。質問の受け答えを含めて、いろいろと課題がのこる発表となりました。質問の内容は、並列で検討している他の流域研究との関連性についてでした。それに対して、今回のモデルの特徴をすこし説明したのみで、流域ネットワークの確率評価モデルにつながる部分には言及できませんでした。まだ、自分自身でも頭の中が整理できていないことの表れだと思います。

発表のあと、今後のヒントになるようなコメントも頂けました。これらを今後の糧として【流域環境】の研究課題を着実にすすめ、成果を社会に還元していきたいと考えています。


この講演会では、小池俊雄先生の特別講演【気候変動下の河川・水資源管理を支える水文学】がたいへん印象的でした。


さて、今月のテーマですが、【初心に戻る】にしたいと思います。