2011年3月10日

March 2011

3月、弥生(やよい)になりましたね!


この時期は例年、水工学講演会という水の研究者・専門家が集まる学会に参加します。このたびは3/8~10の3日間、東京大学生産技術研究所で開催されました。


わたしの研究グループからは、関連研究を含めて4件の研究成果を発表しました。発表を担当した盛岡君、前羽君、そして大地君は、いろいろと勉強になったのではないでしょうか。


わたし自身も昨日が発表でした。質問の受け答えを含めて、いろいろと課題がのこる発表となりました。質問の内容は、並列で検討している他の流域研究との関連性についてでした。それに対して、今回のモデルの特徴をすこし説明したのみで、流域ネットワークの確率評価モデルにつながる部分には言及できませんでした。まだ、自分自身でも頭の中が整理できていないことの表れだと思います。

発表のあと、今後のヒントになるようなコメントも頂けました。これらを今後の糧として【流域環境】の研究課題を着実にすすめ、成果を社会に還元していきたいと考えています。


この講演会では、小池俊雄先生の特別講演【気候変動下の河川・水資源管理を支える水文学】がたいへん印象的でした。


さて、今月のテーマですが、【初心に戻る】にしたいと思います。