2011年2月12日

Graduation Thesis

先のブログにも書きましたが、いま大学では修士論文や卒業研究の真っ只中です。

どんな人もこの時期は懸命に、真剣に、研究に取り組みます。それが結局はその人自身のポテンシャルを伸ばすことになり、また、そのような研究と教育が一体になったプログラムをもつところに、大学の真の価値があると私自身は考えています。

しかしながら、もちろん皆ではありませんが、最近そういう風に出来ないひとの割合が増えているように感じるのも事実です。妥協をかさね、自らを律することができない。自治のできない人に創造することは不可能です。

大学は、研究が第一義的に重要ですが、将来の社会を支える人材育成をになう大変重要な社会装置でもあります。しっかりとした考え方ができる人をたくさん育てられるように、真摯な研究活動を通して教育をきっちりと行っていきたいものです!