2009年2月12日

Forest, River and Basin


今週の月曜日、流域の河川水温を継続してモニターしている揖保川に出かけてきました。今回は定例の水温観測ではありません。昨年、ある学会でお世話になった兵庫県森林林業技術センターの研究者、山瀬さんにお会いするためです。揖保川の森林域をいろいろとご案内いただきました。いつもと違った角度から流域がみれて、とても勉強になったと感じます。また、わたしたちの流域河川水温の研究課題についても、センターの研究者の方々を交えてお話ができ、たいへん有意義な情報交換の場になりました。山瀬さん、どうもありがとうございました。

この写真は、ご案内いただいた森林のワンショットです。この部分は間伐のタイミングを逸してしまった状態とのことです。いろいろと観点があるようです。揖保川流域は83%が森林ですので、その状態の良しあしが河川環境におおきく影響することが容易に想像されます。今まではそれほど意識していなかったのですが、これからの観測ではサイトのまわりを囲みこむ森林を意識しながら、流域を観測していきたいと思います。