2010年8月11日

August, 2010

8月、葉月(はづき)になりました! 暑い日々が続きますね。

夏休みに入ってすぐに、家族で鬼怒川(きぬがわ)流域を旅する機会がありました。右の写真は鬼怒川の景勝地、龍王峡のワンショットです。

鬼怒川は、利根川支川のなかで最も大きい河川で、幹川延長が約170km、流域面積が1,760km2となります。わたしたちが河川観測でよく訪れる加古川が延長96km、流域面積1,730km2ですので、鬼怒川はほぼ同じサイズで、加古川よりもすこし細長い形になりますね。

この鬼怒川が利根川の支川になったのは江戸時代初期で、徳川家康の利根川東遷事業によるものだそうです。この東遷は、江戸のまちの排水性を高めて水害から人々を守り、さらに関東平野での新田開発や舟運を活性化させるための「瀬替え」事業でした。その後の江戸・東京の発展に繋がっていく、大切な社会的共通資本の整備事例だといえます.

さて、この月のテーマは【基本にかえる】にしたいと思います。暑い夏が続きますが、ばてないように頑張りたいと思います。