2010年5月5日

May, 2010

5月になりました! このゴールデンウェーク、わたしは家族と一緒に1泊2日で由良川源流の旅に出かけました。

由良川は、丹波高地の三国岳(959m)を水源にして日本海の若狭湾に流れでる、延長146km、流域面積1,882kmの一級河川です。

このたびはガイドさんつきのツアーに参加して、京都大学芦生研究林のなかにある水源を目指しました。ツアーといっても、わたしたち家族だけのパーティーです。

水源への道中では、川の水を使ったおいしいコンソメスープとパン、鹿肉をランチとしていただきました。ガイドさんの話では鹿の食害がかなりあり、周辺の森林植生を経年的に変化させているとのことでした。

右は水源周辺の写真です。そこからにじみ出る水はたいへん冷たく、谷をすこし降ると水流がはっきりとします。当日は大変天気がよくひじょうに爽快で、山道や水源を十分に堪能できました。

このような源流や上流域からの水を集めて川は段々と大きくなっていき、河口に達します。この水循環における陸域のいりぐちの一つを体感できて、大変有意義で楽しい旅でした。

さて、今月のテーマですが、この5月は【のりきる】にしたいと思います。